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排水管のつまりにワイヤーブラシ!他に使えるホームセンターアイテムは?

更新日:2023/03/24
排水管のつまりを解消するにはワイヤーブラシを用いる方法があげられます。ただ、それ以外にもつまり解消に使えそうなアイテムはホームセンターでもいろいろ揃えることは可能でしょう。

この記事では、ワイヤーブラシを使っての排水管つまりの解消方法に加え、ホームセンターで気軽に入手可能な排水管つまりに役立つアイテムを紹介していきます。
目次 [非表示]

排水管つまりの原因は?

排水管のつまりといっても、その原因はさまざまです。はじめに、排水管によく見られるつまりの原因を場所ごとに分けて解説していきます。

洗面台の場合

洗面台は、歯磨きや洗顔をはじめ、髭剃りやメイク、ブラッシングといった身だしなみを整えるために利用する場所です。他には、洗髪する場所としても使われます。そのため、髪の毛や髭、皮脂や石鹸カスなどが水とともに排水口に流され、そのまま溜まりやすいという特徴があります。身だしなみを整える以外にも、掃除で汚れた雑巾などを洗うこともあれば、泥など汚れのついた手を洗うこともあるでしょう。

衣類を洗濯する際、目立つ汚れを予備洗浄することがありますが、その際にもよく洗面台が利用されます。また、デリケートな衣類を手洗いする際も洗面台は重宝します。そのため、汚れだけでなく糸くずなども排水管に蓄積しやすいものです。こうした汚れ以外にも、ヘアピンや髪ゴムなどちょっとしたものを流してしまうことも少なくありません。

洗面台の下にはP字型あるいはS字型のトラップがあり、そこは常に水が溜まった状態になっています。そして、その場所には髪の毛や汚れが溜まっていて雑菌が繁殖し、ヌルヌルした状態になりやすいのです。

浴室の場合

ユニットバスの場合は、浴室と浴槽のそれぞれの排水口から出た排水が1つの排水管につながっています。こうした構造から、詰まりやすい箇所が多いのが特徴です。洗い場では体と髪を洗うため、皮脂や垢、石鹸カスの他に体毛や髪の毛などが毎日排水口に流れ込むことになります。一旦キャッチされた髪の毛を毎日こまめに取り除くようにすれば、多少なりともつまりの発生を抑えることは可能でしょう。

ただ、汚れや抜け毛の他にも、ヘアゴムやヘアピン、さらに子どものおもちゃや詰め替え用容器の細かい破片といった異物も流れやすいといえます。これらの異物の中には、排水口のヘアキャッチャーを容易にすり抜けてしまうものもあります。また、ヘアキャッチャーやトラップの縁には汚れが付着して蓄積しやすく、排水口を塞ぐ原因の一つです。

キッチンの場合

キッチンは、石鹸や食器洗剤を使う機会が多い場所です。調理に使ったフライパンや鍋などの器具、さらに食事をした後の汚れた食器類を洗います。これらのものを洗うたびに、洗剤や油脂汚れ、石鹸の溶け残りなどが排水口に一緒に流れていくことになります。

それだけではありません。調理器具に残ったわずかな食材の破片や食べ残しといった食品のカスも排水口に入りやすいといえます。三角コーナーなどを使っていても、ちょっとした加減で大きな固形物を流してしまうこともあるでしょう。

キッチンにつながる排水管の中では、油脂や洗剤などが餌となって菌の繁殖の原因になります。そして、ヌルヌルした状態を作っていきます。そうなると、食材のカスなどがさらに絡みやすくなり、排水管が細くなる状況につながってしまうのです。

トイレの場合

トイレの場合、紙を大量に流したときに詰まってしまうことがあります。トイレットペーパーでも、量が多すぎると詰まりの原因となることもあります。紙が水に溶けきる前に排水管をつまらせてしまうこともあるので注意が必要です。また、ポケットに何か入っていた場合など、うっかり落としてしまうこともあります。すぐに拾える場合はいいですが、拾う前に排水管に流れてしまうとそのまま引っ掛かってしまいます。

実は、詰まりやすい状況を作っている原因の一つが自動洗浄や節水トイレの普及です。トイレは、下水管から悪臭が上がってこないよう、常に便器内に水が溜まっているように作られています。そのため、排水管につながる部分は他より一段高く、水量が足りないと流れにくくなるのです。これは紙詰まりも起こしやすいといえます。紙の量に対して水量が十分ではないと、しっかり流すことができません。

洗濯機の場合

洗濯機用の排水口には、汚れや洗剤カスの他に洋服の繊維や糸くず、さらに皮脂や抜け毛などさまざまなものが入り込んでいます。洗濯機の排水口の場合、つまりの原因は浴室や洗面台とほぼ同じと考えていいでしょう。

洗濯機の排水を流す役割をしている排水口にも、トラップはあります。トラップやその前後の排水管は、洗剤カスなどが蓄積して雑菌が繁殖しやすい環境です。そして、ヌルヌルとした状態を作っていきます。そうなると、糸くずや抜け毛が絡み、さらに詰まりやすい状況を作っていきます。

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ワイヤーブラシで排水管つまりを解消する手順

ワイヤーブラシとは、一般的にはブラシ部分が真鍮やステンレスなどの金属でできたものを指します。サビ落としや研磨作業などに用いるブラシのことですが、ここで紹介するワイヤーブラシとは細長いワイヤーの先にブラシがついたタイプのものです。細長いワイヤーがあることで、排水管に上手に挿し込み、内部のつまりを直接削り落とすことができます。

ワイヤーブラシは、材質や大きさ、ワイヤー部分の長さや太さなどさまざまな種類があります。ワイヤーブラシは、オンラインショップやホームセンターで購入可能です。

ワイヤーブラシを使う前に、まず排水口周辺にあるものは可能な限り取り外しておきましょう。例えば、ゴミ受けやフタ、ワントラップなどです。これらのものを取り除いて準備が整ったら、排水口にワイヤーブラシを挿入します。

そして、排水管の壁面に沿わせながらつまりを起こしている場所までブラシを進めていきます。ブラシがつまっている場所に到達したら、そのまま回転させましょう。つまりが解消された感覚があれば、ワイヤーブラシを引き抜いて水をしっかり流します。このとき、逆流などもなく水が正常に流れれば作業は完了です。

ホームセンターでのワイヤーブラシの選び方

説明したように、ワイヤーブラシはオンラインショップやホームセンターで購入できます。家庭用のワイヤーブラシを選ぶ際のポイントは主に3つあげられます。
1つめは、ワイヤーの長さです。確実につまりのある場所まで届く長さのものを選びましょう。どこまでつまっているか確認できないときは、できるだけ長いものを選ぶのがポイントです。

2つめはワイヤーの太さで、排水管に余裕を持って挿入できるものでなければなりません。十字ストレイナーが付いている排水口などの場合は、ワイヤーが太いと挿し込めないこともあります。きちんと挿入するには、ワイヤーだけでなくブラシ部分の太さも考慮する必要が出てきます。排水管の太さを確認し、そのうえでワイヤーブラシ全体の太さをバランスよく選ぶようにしましょう。

そして、3つめは、挿入する場所にワイヤーの強度が適していることです。柔らかすぎるものでも思うように挿し込むことはできませんし、硬すぎてもスムーズにはいきません。ワイヤーが硬すぎると、S字トラップなどのカーブで引っ掛かってしまうためです。

家庭用ワイヤーブラシでは限界がある

家庭用として販売されているワイヤーブラシは、誰でも取り回しがしやすいように作られています。扱いが楽である分、業務用ほどの威力は期待できません。簡単なつまりを解消することはできても、水に溶けない固形物まで取り除くことはできないと考えた方がいいでしょう。また、取り除こうと夢中になり、無理に奥まで挿し込んでしまうと取り除けなくなることもあります。

そもそも先端のブラシ部分に十分な強度がないときは、つまりを取り除けないかもしれません。仮につまりを解消できても、不完全な状態だと糸くずや髪の毛、食材のカスなどが絡み、再びつまりが発生する可能性もあり得ます。

他に懸念されるのは、ブラシの材質や太さによっては排水管の内部を傷つけてしまうことです。傷がつくことで、汚れや雑菌が繁殖しやすい状態になるでしょう。もしもつまりが正常に解消できても、作業を終わった後に不慣れな人が引き抜くと、そのタイミングで汚れが周辺に飛び散ることもあります。そのようなことになっては不衛生なだけです。

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排水口のつまり解消に使えるホームセンターのアイテムは?

排水口のつまりを解消するには、ワイヤーブラシ以外にもいろいろあります。ここでは、ホームセンターなどで購入できる以下のアイテムについてそれぞれの特徴を紹介していきます。

・液体パイプクリーナー
・重曹&クエン酸
・ラバーカップ
・真空パイプクリーナー

液体パイプクリーナー

液体パイプクリーナーの主成分は、水酸化ナトリウムと次亜塩素酸塩です。次亜塩素酸塩とは次亜塩素酸ナトリウムのことをいいます。一般的な呼び方で「塩素」といえば馴染みがあるかもしれません。

液体パイプクリーナーは、適量を排水管に入れることで、内部に蓄積した汚れを溶かして落としていく薬品です。水酸化ナトリウムは皮脂や動物性油、植物性油の他、人毛やペットの抜け毛、皮膚などタンパク質を分解する働きがあります。一方、次亜塩素酸塩は人毛やペットの抜け毛といったタンパク質を分解するうえにカビの殺菌や脱色などを行います。液体パイプクリーナーは、キッチンや洗面台、浴室などの排水管がつまったときに効果的といえるでしょう。

液体パイプクリーナーはさまざまなメーカーから出されていますが、主な違いは水酸化ナトリウムと次亜塩素酸塩の量や配合のバランスです。排水管のつまり解消に便利な製品ですが、有毒ガスが発生する危険性もあるため使用には十分注意をはらいましょう。

液体パイプクリーナー使用上の注意

使う際は換気が必要ですし、違う銘柄の液体パイプクリーナーとは絶対に混ぜてはいけません。

重曹&クエン酸

重曹とクエン酸をそれぞれ購入し、組み合わせて使うことでつまりを解消することも可能です。重曹はアルカリ性なのに対してクエン酸は酸性の物質であり、反対の性質を持っています。

まず、重曹は酸性の汚れに強いという特徴を持っています。例えば、皮脂や油などでできたヌルヌルとした汚れを落とすのに効果的です。一方、クエン酸は石鹸カスや水垢、尿石などアルカリ性の汚れに効力を発揮します。この反対の性質が混ざったときに中和反応が起こり、浴室や洗面台のつまりを解消してくれるのです。

ただ、排水口に近い場所で起こったつまりには有効的ですが、排水管の奥や排水桝でのつまりには使うことができません。

ラバーカップ

ラバーカップとは、長い柄の先にゴム製のカップが付いた道具のことです。カップは半球状の形をしており、排水口などに押し当てて内部のものを吸い出すようにしてつまりの原因を取り除きます。通称スッポンとも呼ばれています。

ラバーカップは主にトイレで使われることが多く、トイレのつまり解消アイテムの定番といってもいいでしょう。和式用と洋式用、節水トイレ用があり、和式用は底の部分が平らになっています。和式用は、浴室やキッチンの排水口にも利用可能です。洋式用はカップの形状がキノコのようになっており、先端部分が出っ張っています。

これは、洋式トイレの形状に合うように作られたものです。そして、節水用には帽子のツバのようなものが付いています。このツバがついた独特の形で、複雑な形状の排水口でもフィットするのが特徴です。

ラバーカップは、トイレットペーパーやトイレシート、ティッシュペーパーといった紙製品の他、排泄物や嘔吐物、食べ残し、さらにペット用のトイレ砂などがつまったときには効果的です。ただし、水に溶けない固形物には基本的に向いていません。

ラバーカップを購入するときは、必ず排水口を確認し、サイズの合うものを選びましょう。また、使用の際は、あらかじめ床や壁を養生してから行うと汚れを防ぐことができます。さらに、使用する前には便器内の水量を調整しておく必要があります。もしも水が溢れてしまいそうなときは、必ず先に水を減らしておきましょう。逆に水量が足りないときは、カップ部分が十分水に浸かるまで足しておく必要があります。

ラバーカップは、垂直にしてゆっくり押し付けながらカップ内の空気を抜いていき、一気に引き上げるのがコツです。これを何度か繰り返していくと、水が引いてつまりが解消されます。

真空パイプクリーナー

真空パイプクリーナーとは、ラバーカップの原理を応用して作られた道具のことです。柄の先に半球体のゴム製のカップが付いているのは同じですが、持ち手部分にハンドルが付いている点が違います。

真空パイプクリーナーも、ラバーカップのようにゴム製のカップ部分を排水口に押し付けます。そして、そのままの状態でハンドルを上げ下げしてカップ内に真空状態を作るのが特徴です。使い方はやや違いますが、解消できるつまりについてはラバーカップと変わりません。

解消が可能なのは、トイレットペーパーやトイレシート、ティッシュペーパーなどの紙製品、排泄物や嘔吐物、食べ残し、ペット用のトイレ砂などです。使う前には、ラバーカップと同じように便器内の水量を調節しておきます。水があふれる恐れがあるときは減らしておき、少ないときはカップがしっかり浸かるまで水量を増やしておきましょう。

真空パイプクリーナーは、排水口にゴム製のカップを密着させたままの状態で吸引と加圧ができる点が便利です。

ホームセンターのアイテムでは解消できないつまりとは?

ホームセンターで購入できるアイテムは、手頃である反面、威力が十分ではなくつまりが取れない場合があります。その場合は、高圧洗浄機やトーラーと呼ばれる業務用のワイヤーブラシを使うか、プロ向けの薬剤を使うことで解消できるかもしれません。

また、素人が作業する場合、つまりが発生している場所を把握できないことは多いものです。把握できたとしても、つまっている場所が遠ければ市販のアイテムでは届かない恐れも出てきます。しかし、業者ならどこで何がつまっているのか調べてくれるでしょう。業務用のアイテムなら、届かないということはそうそうありません。つまりの場所まで十分届いて解消できる可能性は高いといえます。

水では溶けない固形物が原因になっているときも、市販のアイテムでは解消できないことがあります。このようなときに懸念されるのは、奥に押し込んでしまい、ますます取りにくくしてしまう危険性があることです。つまりがひどく逆流があるときや排水管の形状が複雑な場合は、プロに任せる方が無難です。老朽化が見られるときも、無理をせずにプロに作業してもらう方がいいでしょう。

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排水管つまりの解消を業者に依頼するといくら?

つまりの解消を業者に依頼する際、つまっている場所や原因によって作業内容は変わってきます。軽度なつまりであれば薬剤を使うだけで解消できる可能性が高く、作業料金と出張料金を合わせて8000〜1万円程度といったところでしょう。つまりだけでなく、もしも排水ホースの交換まで必要になる場合は、作業料金と出張料金の1万円に4000円程度プラスになるのが相場です。

高圧洗浄機を使用する場合は、1〜2万円程度かかります。そして、業務用のワイヤーブラシでの作業が必要なときは、ワイヤーの長さに応じて料金は異なります。

業者に依頼するときに気を付けることは?

業者に依頼するときは、まず事前に必ず見積もりをとりましょう。何社か見積もりをとるときは、どの作業にいくらかかるのか内訳を明示してくれる業者を選ぶことが重要です。急いでいるときでも、なるべく複数の業者で相見積もりをとる方がいいでしょう。見積もりを比較することで、適切な業者を見つけることができます。同時に、ホームページに料金の掲載があるかどうか確認することも必要です。

賃貸物件の場合は、業者を手配する前にまず管理会社に連絡を入れます。賃貸の場合、管理会社が指定する業者があるかもしれません。また、つまりの原因が建物にあるような場合は、借主が料金を負担せずに済むこともあります。

どこの業者がいいかわからないときは、水道局指定工事店の中から選べば安心です。水道局が発行する番号があるので、事前に確認してみましょう。

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自己解決が難しいと感じたら、無理はせず業者への相談を

排水管のつまりは、ホームセンターなどで扱っているアイテムで解消できる可能性があります。オンラインショップでも入手できるものが多く、手頃なのでまず試してみる価値は十分あります。

ただし、必ず解消できるわけではなく、場所によっては排水管を傷めてしまうかもしれません。試して解消できなかったときや老朽化が見られるときは、業者に依頼することも検討してみましょう。

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