
トイレつまりの修理を業者に依頼!
選び方のポイントと値段相場
修理を依頼する前に確認しておきたいポイント
テレビCMをよく見る大きな業者から、家族経営のちいさな業者まで、水道修理業者はたくさんあります。
いざ修理を依頼しようと決めたとき、いったいどの業者に修理を依頼すればいいのかを悩まれる場合も多いかと思います。
そんなとき、何を確認をすれば希望にあった水道修理業者を見つけることができるのでしょうか。
修理料金について
まず何といっても費用が気になりますが、修理にどれくらいの金額がかかってくるのか、そもそもの目安がわからないという方がほとんどかと思います。
そこで、トイレつまりなどの修理を依頼するときは複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
何社か見積もりを見ることで、適正な料金の相場が見えてきます。
もちろん、実際に修理を進めてみると事前の予想よりもトイレつまりの状況が深刻である場合など、事前の見積もりよりも費用がかかってしまうことは有り得ます。
それでも、事前の見積内容がしっかりしていたり、内容についてきちんと説明をする業者であれば安心して任せられるでしょう。
トイレつまり解決にかかる費用相場
トイレをつまらせてしまったときの修理にかかる費用は、8千円〜2万円程度が相場といわれています。
相場費用に幅があるのは、何をつまらせたか、どの程度のつまりなのかによって必要な機材や手間が変動するからです。
「トイレの水が流れにくくなった」という程度の軽度のつまりであれば、多くの場合2~30分で解決でき、料金も多くはかかりません。
しかし奥の排水管がつまるなどの重度のつまりでは、修理作業も大がかりになりますので金額は上がります。
便器取り外しを依頼した場合の料金
つまりの原因が排水管の奥にあるなど、トイレつまりを便器側からでは修理できない場合は、便器を丸ごと取り外す大がかりな工事が必要になってきます。
この場合、時間や手間がかかるため、修理費用の相場も3万円〜5万円となり、通常のトイレつまり修理よりもやや高額になります。
トイレのつまり解消の修理にお金がかかるかどうかは、便器を取り外す必要があるかどうかがひとつの目安にもなります。
技術力について
実際に依頼してみないことにはわかりにくい部分ですが、スタッフの技術レベルを推し図れるポイントもあります。
水道修理業者がインターネットで展開している自社の紹介ホームページやポストに投函されているマグネットなどで、以下を確認してみてください。
指定給水装置工事事業者である
マグネットには単純に「水道局指定店」と記載されていることが多いです。
「指定給水装置工事事業者」とは、水道局などの自治体の水道事業者から給水区域において給水装置工事を適正に施行できると認められ、指定を受けた業者のことです。
指定を受けるには、(1)給水装置工事主任技術者を選任する、(2)工事に必要な器具を保有している、(3)適切な工事と事務手続きを行うことができる、という、全国一律の3つの指定要件を満たす必要があります。
(1)の給水装置工事主任技術者とは国家資格で、実際の工事をはじめ施工管理や作業者の監督指導を行う人のことです。
受験自体には3年の実務経験が必要になりますので、実践的な技術を持ち合わせていることの証になります。
(2)の工事に必要な器具というのは、管を切断するための器具や水圧テストポンプなどのことを指します。
様々なトラブルに対応するための豊富な機材を持っているという証明です。
(3)は不正や不実な対応をしない、安心な業者であることを意味します。
以上のことから、指定給水装置工事事業者(水道局指定店)は信頼性が高く、安心して修理を任せられる業者かどうかを判断する1つの重要ポイントです。
トイレつまりの解消に作業における必須資格は存在しませんが、給水施設の設置や排水管工事は資格がないと行うことができません。
指定給水装置工事事業者ではない業者に修理を頼んでしまうと、資格が必要な作業が発生したときにはまた別の業者を呼びなおさなければならなくなってしまいます。
下記の記事ではより詳しく水道局指定工事店について解説していますので是非参考にしてみてください。
施工事例の紹介がある
こちらについてはインターネットのホームページ限定のお話になりますが、確認できる場合は見ておくと安心です。
年間の施工数を記載している業者もありますが、そこにさらに個別の施工事例があると、業者が対応してきた作業詳細を見ることができます。
どのようなトラブルをどのように解決したかが確認可能ですので、技術力をはかる目安になります。
また、似たような事例を解決した際にかかった費用や修理に要した時間などが掲載されていれば、どれくらいコストがかかるのかといった目安をつけることもできます。
ただし、そう深刻ではなさそうなトイレつまりの修理をお願いしたい場合などは、難しい作業の施工実績が無いからとその業者を選択肢から外すのはもったいないかもしれません。
スタッフの教育制度が充実している
研修制度がしっかりしていることなどをアピールポイントにしている業者はあまり多くありませんが、それだけに記載がある場合は技術力に自信がある証拠と言えるでしょう。
また、所属スタッフ全体の技術力が安定している業者は、アフターフォローが充実している傾向があります(「問題がおきた場合は追加料金なしで工事をします」というような約束しても、実際には追加工事が必要にならない場合が多くなるため)。
こちらもインターネットのホームページのみでのアピールが多くなりますので、各業者のページを確認してみてください。
サービスについて
料金や技術力はもちろん重要ですが、付随するサービスも大切です。
アフターフォローはあるのか、24時間対応してくれるのかをはじめとして、時間帯割増のあるなしなど料金にかかわるところでもありますので、時間が許すようでしたら各業者で比較し、ご自身が必要としている対応をしてもらえるかどうかを確かめてください。
電話対応は丁寧か
窓口担当者や作業担当者が話しやすいか、親切丁寧に対応してくれるかも重要なポイントです。
しっかり話を聞いてくれる業者のほうが、料金のことや修理に関することを聞きやすく、キャンセルする際にも切り出しやすいというメリットがあります。
こういったソフト面は実際に話したり顔を合わせたりしないとなかなか判断が難しい部分です。
事前に見積もり依頼をするときにはメールフォームではなく電話で問い合わせてみるなど、直接話す機会を作ることをお勧めします。
急な依頼にも対応してもらえるか
押さえるべきポイントは、希望の時間帯で修理を受けてくれるのか、連絡してすぐに対応してもらえるかどうかになります。
「24時間365日受付可」としている業者を選ぶと、選択できる時間の幅が広がって良いでしょう。
そのうえでお住まいの地域が出張対象地域であれば、希望の時間にすぐに駆けつけてもらえる可能性が高くなります。
ただし、深夜早朝に依頼したい場合は、時間帯による追加料金がかからないかを確認しましょう。
訪問まで少し時間がかかってもいいのか、とにかくすぐきてほしいかでこの項目の重要度は変わってくるかと思います。
アフターフォローがしっかりしている
万が一、施工してもらったあとにトラブルがおきても「追加料金なしで再度対応します」というようなサービスがあれば安心して依頼していただけると思います。
また、技術力についての項目でも記述しましたが、所属スタッフ全体の技術力が安定している業者はアフターフォローが充実している傾向がありますので、技術力をはかる目安にもなります。
水道修理業者はトイレつまり以外の修理もできる
トイレのトラブルはつまりだけではありません。
水道修理業者に修理を依頼できる、トイレつまり以外のトラブル例をご紹介します。
トイレの水漏れ
知らない間にトイレの床が濡れているなど、どこからか水が漏れているケースです。
便器を取り外せることからも分かるように、トイレはいくつかのパーツを組み合わる構造になっているため、パーツとパーツの「つなぎ目」が存在します。
こうしたつなぎ目はどうしても強度が低く、劣化しやすい部分だといえます。
便器と床の境界線や排水管の接続部分などから水が漏れるのはよくあることで、ナットの緩みなどは工具があれば自力で解決することも可能ですが、工具が手元になかったり、原因がそれ以外の場合で自力で対処できなそうであれば、水道修理業者へ修理依頼することもできます。
トイレの水が流れない
レバーでトイレの水を流そうとしても流れない、水の量が明らかに少ない、レバーを操作しても異様に軽い、というトラブルです。
この場合、トイレタンクに何らかの不具合が起きている可能性があります。
トイレタンクの内部には部品が組み込まれており、それが破損するとタンクに水が貯まらないなどの異常が発生します。
こんなときは業者に症状を説明し、部品を交換してもらえば解決です。
トイレの水が止まらない
水を流すといつまでも便器に水が流れ続ける、手洗い場の水がずっと流れているといったトラブルです。
こちらも原因として、タンクの内部にある部品が破損していることが考えられます。
業者に部品を交換してもらえば解決することがほとんどです。
また、便器から水が溢れてしまいそうなときは、応急処置として止水栓を閉めることで阻止できます。
止水栓を閉め、落ち着いたところで水道修理業者へご相談ください。
水道修理業者へ修理依頼した場合の流れ
まず、電話やメールなどでトラブルについて伝えます。
メールで問い合わせできる業者も増えていますが、ここは対応を確認するためにも電話をお勧めします。
実際、電話ですと連絡前にトラブルの状況を文字にしてまとめなくとも業者の質問に答えていくだけで業者の方で状況をまとめてくれるので面倒がありません。
便器のメーカーや品番・型番などはわからなくても大丈夫な場合が多いです。
トラブルについて確認できたら、訪問してもらう日時を決めます。
この場合は修理をしてもらう日程ではなく(もちろんそのまま修理をお願いしてもOKです)、主に現場を見て見積もりを出してもらうための日になります。
複数業者に見積りを依頼することになると思いますので、訪問や見積もりだけで料金が発生するところは避けたほうがよいでしょう。
また、見積もりは無料だけれど見積もり後のキャンセルは料金がかかるという場合もありますので、問い合わせの段階でご確認ください。
業者が来たら実際の状況に即して見積もりを出してもらったのち、以下を確認してみてください。
1.支払いに抵抗があるほどの金額ではないか
2.理由のわからない修理項目がはいっていないか
3.記載されている項目以外の費用が発生する可能性はあるか
1については相場がどうというよりも、まずご自身に無理なく支払えるかどうかを確認することが大切です。
難しそうだという場合は、その旨を業者に伝えてみてください。
2、3については不明があれば遠慮なく業者に質問してみてください。
いろいろな疑問や要望に対してしっかり対応してくれる業者であれば、ホスピタリティーのある良い業者であると言えるでしょう。
その後、見積もりや修理内容に納得できる業者と契約し、修理を行ってもらいます。
修理完了後、問題なければ支払いをして終了です。
まとめ
水道修理業者に依頼する際の料金、技術力、サービスにおいて確認すべきポイントを解説しました。
ご自身の希望合う業者を選ぶための手助けになれば幸いです。
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