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トイレリフォームにかかる時間はどれくらい?工事別に施工時間を解説

更新日:2025/02/20
トイレは1日に何度も利用する場所ですが、何年も使いづつけていると老朽化します。配管が詰まってしまったり、温水洗浄便座が動かなくなってしまったりなどのトラブルが発生すると、トイレが使用できなくなります。そのような急なトラブルが発生する前にトイレリフォームを行うことが望ましいです。

トイレリフォームは大掛かりな工事になることも多く、その間トイレは使用できないことを考えると施工時間や日数がどのくらいかかるのか気になる方も多いです。そこでこの記事ではトイレリフォームにかかる時間を工事別に解説します。また、トイレリフォームで気をつけるべきポイントもあわせて紹介しますので参考にしてください。
目次 [非表示]

トイレリフォームにかかる時間

トイレリフォームと一言で言っても便座のみの交換やトイレ本体の交換、内装を伴う工事、間取り変更とさまざまな工事があり、それぞれリフォームにかかる時間も異なります。この項ではトイレリフォームの所要時間をおさえておきましょう。

便座のみ交換する場合

トイレの便座のみを交換するリフォームの場合、30分ほどで工事は完了します。便座交換は以下のような作業が行われます。

便座交換の手順
  1. 既存の便座を取り外す
  2. 新しい便座を設置する

こちらはあくまで普通便座の交換を想定した手順です。普通便座では固定器具を外し、新しいものを取り付けるだけで工事は完了しますが、温水洗浄便座を交換する場合は給水管の接続が必要なため、水道業者でも1時間ほどの時間がかかります。慣れていない方のDIYではさらに時間がかかるだけでなく水漏れの危険性もあります。

また、一体型トイレと呼ばれるトイレや一部のタンクレストイレは便器と便座が一体となっているため便座のみの交換が行えない可能性があります。このようなトイレの場合はトイレ本体の交換が必要です。

トイレ本体の交換の場合

トイレ本体を交換する場合、2時間〜3時間程度で工事は完了します。このときに行われる作業には以下のようなものがあります。

トイレ本体の交換手順
  1. トイレ本体の搬出・搬入作業
  2. 養生(壁や床など周りに汚れが飛散・付着しないようにするため)
  3. 古いトイレの撤去
  4. 新しいトイレの設置

トイレ本体を交換する場合は給水を止めて便器を取り外し、新たなトイレを設置します。トイレは組み合わせ便器でも20kg以上の重さがあり、タンクレストイレでは50kg近くになるので一人で運搬するのは困難です。設置の際には排水管と給水管の接続をしっかり行う必要があり、水漏れやトイレつまりを起こさない技術が求められるため、プロの水道業者でも2時間ほど時間がかかります。

また、新たに設置するトイレがトイレ背面にキャビネットあるタイプや、専用手洗いが設置できるシステムトイレの場合は半日以上の時間がかかることもあります。たとえば、トイレ背面にキャビネットがあり、キャビネットの扉とコンセントが干渉する場合、邪魔にならない場所にコンセントを移動しなければなりません。同じように給水管から伸びてタンクに接続されている止水栓がキャビネットと干渉する場合も給水管を移設する必要があります。給水管は壁の中にあるため壁を一部壊して移設工事をしなければならず、施工時間が余計にかかってしまうケースも多いです。

和式から洋式への変更リフォームの場合

和式トイレから洋式トイレへのリフォームをする場合、以下の作業が必要となるため大体2日〜3日程度の時間がかかります。

和式トイレから洋式トイレへの変更工事の場合
  1. 和式トイレの解体・撤去
  2. 配管工事
  3. 床工事
  4. 内装工事
  5. トイレ本体設置工事

和式トイレは床に埋め込まれていたり、段差があったりすることが多いため、洋式トイレを設置できるように床のリフォームもしなければなりません。和式と洋式では給排水管の位置が異なることも多く、配管のやりかえや移設などが必要なケースもあります。特に床は排水が正常に行えるよう勾配を付ける必要があるので、床の工事が必要になる分工事にかかる時間も長くなります。

また洋式トイレは和式トイレよりもスペースが必要なため、既存のトイレが狭すぎる場合には和式トイレから洋式トイレにリフォームできないことがあります。この場合、洋式トイレが設置できるようにトイレ空間を拡張する間取り変更リフォームが必要です。間取り変更ではより大掛かりな工事が必要になるため、後期はさらに長くなります。総額の施工費も増えるため予算が超えることもあります。

トイレの移設、増設の場合

トイレを移設する工事や増設する工事では、内装だけでなく床や壁の中にある配管工事が必要なため3日~5日ほどの工期が目安です。移設する距離が長いほど工事が大掛かりになるため工期も長くなります。

トイレの移設工事の場合
  1. 既存トイレの撤去
  2. 給水管・排水管の接続
  3. 内装工事
  4. 新しいトイレの設置

押入れなどの既存スペースにトイレを増設する場合は5日〜7日程度の工事期間を要します。建物の増築や間取りの変更が伴ったり、増築したい場所と給排水管の距離が長いと工期が1週間以上かかる可能性もあるため注意が必要です。増設工事では以下のような作業工程があります。

トイレの増設工事の場合
  1. 内装工事
  2. 配管工事
  3. 新しいトイレの設置

トイレの増設は建物の構造や配管の位置によってはできないこともあるので図面を元に専門業者と相談をして決めることが重要です。また、高層マンションの上層階では水圧が弱いことが原因でタンクレストイレの設置が行えないことがあります

また、トイレタンクの交換を行いたい場合は下記の記事を参考にしてみてください。

トイレリフォームと一緒に行う工事にかかる時間

トイレリフォームではトイレの交換以外にも壁や天井のクロスを張り替えたり、新しくコンセントを増設したりといった工事を行うことがあります。本項ではトイレリフォームと同時に行う工事にかかる時間について解説します。

トイレ個室の内装工事

トイレリフォームを行う際に床材や壁、天井クロスの張替えなどを一緒に行うことがあります。内装工事にかかる期間はだいたい3時間ほどを見ておきましょう

トイレリフォームをする際には内装工事を一緒に行うことをおすすめします。これはトイレの寿命と内装の寿命がほぼ同じで、同時に行うことで手間も費用も減らすことができるためです。

特に床材はトイレを交換したことで便器の跡が見えてしまう可能性があるため同時に施工をする方が良いでしょう。また、便器をそのままに施工することも可能ですが、便器に埋めるような形で床を仕上げることで時間が立っても目地が目立たない良い仕上がりとなります。

同様に壁紙も劣化していることが多く、トイレと床を新しくしたことでその劣化具合や汚れがより目立ちます。トイレの壁は尿はねや手垢による汚れが付着しやすく、湿度が高くなりがちなのでカビの発生も考えられます。同時に施工することで別のタイミングで手配するよりも安価で時間もかからないので同時に施工してしまいましょう。

コンセントの増設

新しいトイレの種類によってはコンセントの増設も必要です。たとえば、ウォシュレットやシャワートイレなどがついている温水洗浄便座を使いたい場合、電源となるコンセントがなければこれらの機能を使うことはできません。最近のトイレの多くは温水洗浄便座が備わっているため、今のトイレ空間にコンセントがない場合は増設する必要があります。また、トイレ空間に冷暖房機器を使いたい時にもコンセントがあると便利です。トイレのコンセントの増設だけなら、1時間〜2時間程度の作業で完了します

コンセントを増設する工事には電気工事の資格が必要なためDIYで施工することはできません。コンセントの増設が必要な場合は電気屋に依頼をするか、電気工事士の資格を保有している職人がいる水道屋にトイレの設置も依頼しましょう。

手すりの設置

高齢のご家族が安心してトイレを利用できるようにトイレに手すりを設置する場合があります。トイレに手すりを設置する場合、大体2時間半〜4時間ほどで取り付けが可能です

手すりは、壁の中にある間柱に固定します。しかし、トイレには手すりを設置したい場所に間柱がないため、下地補強をしたうえで手すりを設置する場合が多いです。壁の強度が十分にないと、手すりに体重を乗せたときに手すりごと壁から剥がれてしまうおそれがあります。そのため、下地の補強は重要な作業です。手すりの下地補強には、厚さ12mmの合板を取り付けて手すりを固定する方法がよく使われます。

手洗いの設置

使用しているトイレがタンクレスで手洗いがない場合だと、別途手洗い機を設置することも多いです。トイレ内に新たに手洗いを設置する場合、通常1日あれば工事は完了します。ただ、キャビネット型のトイレ手洗いだと内装工事も必要になることから2日〜3日程度かかる可能性もあります。

トイレに手洗いをつける場合、十分なスペースがあるかどうかを確認しましょう。たとえば、トイレの室内が奥行き120cm・幅80cmの0.4坪サイズの場合、手洗いの設置は難しい可能性が高いです。なぜなら、手洗いを設置することにより、トイレの出入りがしにくくなったり、用を足すときに邪魔になったりする可能性があるからです。業者にトイレ空間の広さを確認してもらい、設置しても問題ないかを判断してもらいましょう。

下記の記事ではトイレリフォームの費用について解説していますので参考にしてみてください。

トイレリフォームの際に気をつけるべきこと

トイレリフォームをすると決めたら、事前に確認しておくべきことがいくつかあります。ここでは、トイレリフォームの際に気をつけるべきことを2つご紹介します。

長期間トイレが使用できない場合は仮設トイレの設置を

まず、トイレリフォームを行ううえで不安なことといえば、「工事中にトイレに行きたくなったらどうしたら良いの?」という点です。トイレリフォームの工事内容によっては、1日以上かかるケースもあります。その期間、当然ですがトイレは使えなくなります。自宅にトイレが2つ以上ある場合は、工事を行わないトイレを使えば問題ありません。しかし、トイレが1つしかなく、そのトイレを工事する場合は仮設トイレの設置も検討しましょう。仮設トイレは、トイレリフォームを請け負う工事業者に相談すれば用意してくれます

仮設トイレには、簡易的なものから高機能なものまでさまざまな種類があります。家族の人数・欲しい機能に応じて適切なタイプの仮設トイレを選択して設置しましょう。仮設トイレの設置には追加費用が発生するため、近隣の公民館や公園などのトイレを利用するという方法で対応する方もいるでしょう。しかし、高齢者や小さなお子様がいるご家庭なら仮設トイレの設置をおすすめします。敷地内に仮設トイレを設置すれば、工事中に気兼ねなくすぐに利用できるので、家族も安心です。

ただし、お住まいがマンションであったり、仮設トイレのスペースが十分に取れなかったりすると仮設トイレは設置できません。この場合、工事期間だけ外泊したり、近隣の方に借りたりといった対応が必要です。工事中のトイレの使用については、家族ともよく話し合い状況をしっかりと確認し、家族にとって最適な方法で対応しましょう。

マンションの規約によっては移設が困難なケースも

マンションでトイレリフォームを考えている方もいるでしょう。しかし、マンションには一戸建てにはない注意点があります。それはマンションの管理規約です。

管理規約によってはトイレの移設が難しい場合もあります。マンションでリフォームをする場合、マンションの大家や管理組合に許可を取らなければなりません。また、マンションの管理規約を核にして、リフォームができるかどうかを確認しましょう。基本的には、トイレの交換や内装リフォームであれば、問題なく行えます。しかし、トイレの移設や増設は、基本的にはできないことが多いです。なぜなら、マンションは配管の移動が難しいことから管理規約で禁止されていることが多いためです。

マンションでは、専有部分と言われる自分が所有している範囲でのリフォームはできます。しかし、配管が通るパイプスペースなどは共用部分です。共用部分はリフォームが認められていないため、配管の移動が必要なトイレの移設は原則としてできません。

また、トイレに限らずマンションでリフォームする場合、管理組合へ事前連絡や届出をしなければならない場合があります。連絡・届出のタイミングは、管理組合の決まりによってさまざまなので、リフォームの計画を始めた段階で、事前に管理組合に問い合わせをしておくと安心です。事前に連絡・届出をせずにリフォームすると後々トラブルの元となるため注意しましょう。

トイレリフォームの際には時間にも気をつけて計画をしましょう

トイレリフォームをすることで、トイレが新しくなり快適に使用できます。しかし、トイレリフォームにかかる時間によっては、工事中にトイレを使えずに困ってしまう場合もあるでしょう。トイレリフォームを検討する際は、業者にどのくらいの時間がかかるのかなどスケジュールを事前に確かめておくことが大切です。その際には必要に応じて仮設トイレを設置するなどの対策を取りましょう。トイレリフォーム中に不便な思いをしないためにも、時間に気をつけてリフォームの計画を立てることが重要です。

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